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PDFlib PLOP 5/ PLOP DS 5 released(2014/12)

PDFlib PLOP は PDF ファイルの暗号化と復号化、分析、修理、最適化、線形化するための多目的なツールです。PDFlib PLOP DSは、さらにPDF文書に電子署名を適用する機能を提供しています。これは、今後のPDF 2.0標準(ETSI TS 102 778: ISO 32000-2 と PAdES )やCAdES (ESI TS 101 733)に基づくものを含め、デジタル署名技術の最新動向ならびに国際標準をサポートするものです。

PLOPの機能

  • PDF ファイルのリニアライズ: インターネット越しの転送やアクセスが早くなります(バイトサービング)
  • PDF ファイルの最適化: ファイルから不要となったゴミや冗長なオブジェクトを除去します。
  • PDF ファイルの暗号/復号化: ユーザパスワードとマスタパスワードを使用して、ファイルを暗号/復号化、印刷禁止など、権限の設定や解除
  • PDF ファイル内のデータを取得: pCOS のインターフェースを使って、PDF 内の様々なデータを取得

PDFlib PLOP DSとデジタル署名

PDFlib PLOP DSはAdobe Reader、Acrobat、またはPDF署名をサポートする他のバリデータで検証することができる標準のPDF署名を適用することができます。PLOP DSは、メモリ、ディスクファイル、または安全なハードウェアトークンから署名者のデジタルID(すなわち証明書と対応する秘密鍵)を読み出し、またデジタルIDは、PDF文書の暗号署名を作成するために使用されます。署名にあたって暗号化と組み合わせることもできます。

PLOP DSの機能

PDFlib PLOP DSは PDF ファイルの修復、リニアライズ、最適化、暗号化(および権限の設定)、復号化が可能な製品です。PDFlib PLOP では下記のようなことが可能となります。

  • PLOP DS は、PLOP のすべての機能をお使いになれます。
  • PLOP DS は、PDF ファイルへのデジタル署名機能: PDF ファイルにデジタル署名を付与することができます。
  • 国際標準ETSI TS 102 778に沿ったPAdES/CAdES 署名
  • 長期の有効性検証(LTV)を可能にする署名
  • バリデーションのための証明書の組み込み
  • タイムスタンプ署名とドキュメントレベルのタイムスタンプ
  • PDF/A, PDF/UA, PDF/X, PDF/VT に適合
  • ソフトウェア、ハードウェアの証明書に対応 例:スマートカード、USBトークン等
  • 楕円曲線署名に対応

PLOP/PLOP DS の機能

リニアライズ

リニアライズされた PDF ファイルは、文書の最初のページが表示されている間にその裏でファイルを転送することが可能となるため、Web 上でユーザが PDF ファイルを表示した場合に、転送時間が短く、また参照にもあまり時間がかからないよう見せることができます。

最適化

PLOP では品質を落とすことなく、PDF ファイルのサイズを非常に小さくすることが可能です。

ゴミや不必要なオブジェクト(未使用の埋め込みフォント等)をPDF ファイルから取り除いてファイルサイズを小さくできるため、高負荷環境での取り扱いが楽になります。言うまでもありませんが、ファイルの中身には何の悪影響も及ぼしません。

保護

PLOP はユーザパスワードおよびマスタパスワードや、アクセス権限の設定・解除が可能です。これにより、Acrobatなどでの印刷禁止やテキストの抽出や編集を禁止することができます。 PLOP は AES 暗号やUnicodeパスワードにも対応しています。PLOP のセキュリティ機能により、下記のようなことが可能となります。

  • ユーザパスワードやマスタパスワード(あるいはその両方)で、PDF ファイルを暗号化
  • (マスタパスワードを知っている場合) PDF の暗号化を解除
  • 印刷禁止やテキスト抽出の許可など、アクセス制限の設定・解除(マスタパスワードを知っている場合)
  • セキュリティ情報(ユーザパスワードやマスタパスワードで暗号化されているかどうか)、暗号化の方法( Acrobat 標準セキュリティや WebBuy 等)、アクセス権限、文書情報の確認

修復モード

壊れた PDF ファイルを検出し、可能であれば自動修復します。

PDFファイル分析

PLOPライブラリは、pCOSインターフェースを搭載しているため、ドキュメントのメタデータやフォントリスト、ページサイズ、その他様々なデータを取得することができます。

XMP メタデータ

文書情報の読み書きに加え、XMP メタデータの自動同期( XMP メタデータを変更すると、文書情報も更新されます )にも対応しています。

PLOP DSの電子署名対応

PLOP DS は Adobe Reader および Acrobat 6 以上で検証可能な、標準的な署名の作成機能を提供します( PLOP DS のみの機能です)。

  • PDF ファイルへのデジタル署名機能: PDF ファイルにデジタル署名を付与できます。
  • PLOP DS 5 では、PKCS#11 の Cryptoki(Cryptographic Token) に対応しました。Windows, Linux, Solaris において、PLOP DS では標準的な PKCS#11 のインターフェースを経由して、Cryptoki を追加できます。このインターフェースを利用することにより、署名の生成にスマートカードや USB スティックなどのデバイス上のデジタル ID を利用することが可能になります。また、キーボードを内蔵したデバイスによる安全な PIN の入力にも対応しています。
  • PKCS#12 および、pfx 形式内のデジタル ID を使用し署名を行います。 Windows 上では OS にインストールされている証明書ストア( Windows Certificate Store )を利用することもできます。
  • 既存の署名フィールドあるいは新規フィールドを生成して、署名を作成できます。生成された署名は非表示、あるいはページの特定の位置に表示することも可能です。また、署名理由や署名の場所など、Acrobat で表示可能な、いくつかの署名のプロパティを指定することもできます。
  • PLOP DS は Acrobat DC までのすべての PDF に対応しています。署名の付加と同時に、PDF の暗号化およびパスワードや権限の設定も可能です。
  • 署名生成時のハッシュに SHA-1 を使用しており、また署名のアルゴリズムとして4096ビットまでのキー長の RSA および DSA をサポートしています。

PLOP DS 内蔵の暗号化エンジンを暗号用のハードウェアや認証された暗号化ソフトモジュールなど、任意のエンジンに置き換えることも可能です。

その他の利点

PLOP は PDF/A にも対応しています。読み込む PDF ファイルが PDF/A 標準に準拠している場合、出力する PDF ファイルは PDF/A のままであることが保証されています。同様に PDF/X にも対応しています。

PLOP の利用・ダウンロード

PLOP の試用

PLOP に同梱されているコマンドラインツールおよびライブラリはライセンスキーを設定しない状態でもすべての機能を利用することができますが、出力する PDF ファイルのメタデータおよび先頭に、評価版の旨の PDF ページが追加されます。
ただし、下記の条件を満たした場合には、評価版の旨の PDF ページは追加されません。

  • ユーザパスワードやマスタパスワードとして demo もしくは DEMO という文字列を指定した場合
  • common name(CN) に demo もしくは DEMO という文字列を含んだ digital ID で署名を付加した場合(テスト時に利用できる digital ID は PLOP のアーカイブファイルに同梱されています)

内蔵の pCOS の機能は、10ページ未満・1MB 未満のPDFファイルに限定されています。ライセンスキーを設定していない状態の PLOP/PLOP DS は評価のためのみにご使用いただけます。ライセンスキーを設定することでこれらの制限は無くなり、正規版としてご使用いただくことが可能となります。

ライブラリとコマンドラインツール

PLOP はさまざまな開発環境のためのプログラミングライブラリ(コンポーネント)として利用可能であり、バッチ操作のためのコマンドラインツールとしても用いられます。ライブラリとコマンドラインツールは、それぞれ同様の機能を提供していますが、用途としては別のタスクに適しています。

PLOP DSプログラミングライブラリは、デスクトップやサーバアプリケーションへの統合に使用されます。すべての対応言語バインディングのサンプルコードが、パッケージに含まれています。PLOP DSライブラリは、ディスク・ファイルから、直接メモリ内に展開したPDFの文書を入力とすることができるので、簡単に他の製品と組み合わせることができます。例えば、PDFlibとの組み合わせで、請求書を作成し、お客様に送信する前に電子署名を付すことができます。

コマンドラインツールは、PDF文書に対するバッチ処理に適しています。これは、任意のプログラミングを必要としないケースで、複雑なワークフローの中に組み入れることに使えます。またPLOP DSコマンドラインツールは、PLOP DSライブラリの使用がサポートされていない環境から呼び出すなどのことができるでしょう。

対応開発環境

パフォーマンスの最大化を図りオーバヘッドを小さくするため PLOP の中核部分は高度に最適化された C++ のコードで書かれています。 平易な API を通じて、PLOP の機能は、次のようなさまざまな開発言語から利用することができます。

  • COM(VB・ASP での使用)
  • C 及び C++
  • Java(サーブレットと Java Application Server を含む)
  • .NET(C#・VB.NET・ASP.NET 等での使用)
  • Objective-C
  • Perl
  • PHP
  • Python
  • Ruby

※OSによって対応する開発言語とバージョンは異なります。ダウンロードページよりご確認ください。

パッケージのダウンロード

 PDFlib PLOP / PLOP DS ダウンロード
  -  お使いのOSと開発言語に対応するアーカイブファイルを入手し、早速ご確認ください。

 マニュアル
  -  PLOP 4.1 の日本語版のマニュアルがあります。PLOP/PLOP DS 5のマニュアルは英語でのみ提供されています。